今回は容器業界について少し説明したいと思います。

●製造のみ行うメーカーと製造販売まで行うメーカー

容器は材質が多岐にわたり、加飾によっても製造方法が変わるため、一概にメーカーといっても一社ですべての商品が出来上がるわけではありません。

もちろん大手メーカーによっては、印刷・成型・仕上げまで一貫ラインで製造する場合もありますが、例えばポンプやボトルの製造、印刷、それに付随する箱や印刷物をすべて一つの工場で仕上げることができるメーカーはほぼありません。印刷会社・ポンプ製造会社・ボトル製造会社・紙器メーカー等など様々なメーカーが各パートでの仕事を行い、商品となって出来上がります。

 

多岐にわたる製造工程

↑多岐にわたる製造工程

 

さらに容器への加飾についてだけでも、印刷の場合、シルク印刷・オフセット印刷・グラビア印刷・パッド印刷・オンデマンド印刷・インクジェット印刷・・・様々な 印刷手法がありますが左記すべての設備を一社で保有している工場はそうありません。その他蒸着・塗装・シュリンク・ラベル貼りなど、加飾だけでも多岐にわ たってしまうのが現状です。

容器を探すときにあちこちの製造メーカーに頼む労力を省くため容器屋(製造販売メーカー)さんに依頼すると、それら各製造工程や加工をまとめてもらえるので利便性が高いと思います。武内容器も自社加工を含め、様々なパーツを協力会社と提携しながらご要望にお応えする容器を提供しています。

 

上記のように日本市場では容器屋さんは製造販売メーカーとしての大きな役割を担っています。品質・納期・価格・ロット・形状等、お客様の要望に対して、条件が最も近くなるようにアレンジ提案をしたり、またお客様が想像していなかった加工法などを提案する場合もあります。

「製造メーカーに直接聞いてもうまく品揃えができない」「どのように容器をつくれば良いのか分からない」

というお言葉をいただくことも有りますが、純粋な製造メーカーと製造販売メーカーの役割を感じていただくことでよりスムーズな容器開発ができるのではないでしょうか。

 

容器屋さんの業界(その2)は次の機会に投稿いたします。