容器を探し、選ぶことってプロでも難しい

化粧品や食品の汎用容器を探し、決めるまでに一苦労することが多いのではないでしょうか?

最近はインターネットで情報を簡単に集めることができるようになりましたが、その反面、情報量が多すぎてかえって選定することができなくなることも・・・

容器を扱っている企業は拡販強化するため、金型投資を行い、容器の種類は豊富になってきています。化粧品容器は特に顕著ですが、かつて主力であった硝子容器から樹脂容器の開発にほぼシフトし、新商品が毎年かなりの数量が増えています。小ロットの傾向が続き、金型投資をしないお客様が増えているのも要因です。

品揃えがどんどん増えるなか、容器を選ぶために必要な要素・要件は多岐にわたる為、まだまだインターネットの検索だけでは調べきることができません。

ここ15年ほどで容器を取り扱っている企業はチラシやカタログで汎用の容器を拡販しながら、お客様のニーズに応えるべく沢山の開発を各社行っています。

カタログを見て選ぶ方法は現時点では間違いなくインターネット検索よりも早く見つけることができます。非常に強力なツールです。

しかし各企業のカタログにどのような商品が掲載されているのかを把握することは情報量が多すぎて、容器を取り扱っている業者でなければ大変難しいものです。
武内容器の営業も各メーカーの商品含め数万点とも言われる汎用容器の品揃えを把握しながらご提案しています。

金型を作成しない前提で、汎用容器を探す効率の良い方法は
1:自分が販売したいと思うイメージを極力鮮明にする。
2:手持ちのカタログがあれば事前に見てイメージを膨らませる。
3:営業に聞く
4:情報交換を行う。情報が深まるほど容器を絞り込めます。
5:ある程度情報が固まった段階で現物確認、テストを行う。

まだまだアナログ的なスタイルが主流ですが、地道な検索が必要なのでしょうね。